激務いや
多くの人が「激務でない(限界まで働かない)ところで働きたい」と
思っているものの、実態は激務で壊れる人が後を立ちません。
労働力の代替となるIT(AIの発展)は
果たして労働時間を削減するのかどうかについて思ったことをメモ。
■会社側のITを導入するか否かの意思決定
会社は労働者を限界まで働かせて、なるべく人件費(社員数)を最小限にしたい。
残業代は新しく人を雇うより安いなら、現状維持が良い。
システムの導入コスト、運用コストが
現状払っている人件費(残業代)より安いことが絶対条件。
■ITの導入を妨げる要因
会社として、現場としてシステムの導入に消極的である。
→「今は一応現場回ってるから(崩壊してないから)やらなくてよくね。
運用フローの変更に伴う検討が大変だよね。手が回らないよね。」
→導入までの工数の増加に現場が耐えられないもしくは面倒くさがるパターン。
■ITを導入しても労働者の仕事は必ずしも減るとは限らない
システムの導入よって減った工数分追加で働けるよねみたいな会社の思想
→稼働を減らすというか、
「生産的な時間を確保したからそれ分新しいことできるよね。」
→そもそも減らす気がないパターン。
■会社側の社員の労働時間減らすことのメリットある?
・人件費削減
(これもシステムのコストが現状の人件費より安くなることが条件)
・ブラックと呼ばれない(むしろホワイトとして人気が出る)
・労災起こるリスクが減る
※労災が発生することがリスクになりにくい業界があるかも
IT業界のような若い人が中心の会社だったら、そう簡単に労災にならない。
むしろIT業界=ブラック(慢性的な人不足)なところはあるから、
それに甘んじて限界まで働かせても世間的に問題になりにくいのでは。
その場合、昔と変わらず、激務に耐えた人が将来経営層になって、
自分が耐えてきた基準(激務)をその会社の常識として
経営して行く可能性もなくはない。結局ループ。
■激務したくないなら
・働かない
・組織に所属しない
・使う側(経営層)になる
・激務にならない仕事
(時間では売り上げが左右されない/競争のないところ/取引時間に制限のあるところ)
激務もういい・・・。
ほい。