【おすすめ本:世界史】社会人にあえて勧めたい『山川 詳説世界史図録 第2版: 世B310準拠』
またまた本の紹介です!
最近よく本を読んでいるのでお付き合いください。。
(本当におすすめのものしか記事にしません)
今回は高校生の時に使っていたかたもいたであろう
世界史の資料集の紹介です。
社会人になった方向けにおすすめしたいです!
理由は以下記載します。
■題名/出版社名
『山川 詳説世界史図録 第2版: 世B310準拠』
出版社: 山川出版社
■概要
高校で世界史Bを専攻した方にはおなじみ
山川出版社の世界史の資料集です。
■3つの特徴
・今日における社会問題に関しても説明されています
パレスチナ問題や東欧の地域紛争、食料危機問題など、
私たちが知っているものの背景や歴史、数字を
詳しく説明できない(私だけ・・・?)内容について、
ビジュアル面から理解することができます。
そのため、社会問題を改めて認識でき、
深掘りしてみたいという興味喚起にもってこいです。
・資料の内容が昔より濃くなっている(気がする)
私が山川の資料集を使っていたのは約10年ほど前になるのですが、
当時よりも一つ一つの資料に対する説明が詳しくなっているように感じます。
そのため、歴史が起こった背景や思想に関してより理解しながら
読み進められ理解が深められます。
・資料集だけでも理解が深まる構成です
巻末には用語集もあるので、資料集の強みである
ビジュアルでの理解だけでなく、各用語の深掘りもできます。
■社会人の方におすすめしたい理由
私が資料集をまた見たいと感じたきっかけが、
ふと、自分は大人になったものの
自分が生きている世界がどのように形作られたのか
まったくわかっていないじゃんと思ったことでした。
資本主義に生きる自分という観点では、
前回紹介した経済史を学ぶことで理解を深めることができましたが、
各国の文化的、政治的の背景からももう一回学びたい、
歴史上の教訓から自分の生き方にも活かせるものがあるのではないか、
と思い購入しました。
結論としては、上記の目的が満たせただけでなく、
ただ純粋に内容を楽しめました。
学ぶことが楽しめたという感覚には正直驚きました。
高校の時は定期試験や受験のために、
ひたすら頭につっこんで「時代ごとに各国の状況なんか頭に入らん!」と
ひーひー言っていたのですが(笑)、
社会人になり、目的が試験の点数でなくなったことで
知ることの楽しさが見えてきたのかなと思います。
高校生の時に世界史に苦しめられた人、苦手意識を持ってしまった方ほど
手にとってみてほしいです!
私の感想はあくまで一例ですが、当時とは違った見え方で
世界史を学ぶことができるはずです。
まずは騙されたと思ってながめてみてください!(笑)