【おすすめ本:経済】『やりなおす経済史---本当はよくわかっていない人の2時間で読む教養入門』
表題の本が面白かった!
ぜひおすすめしたいのですが、
読書感想文もろくに書いたことがないので
ざっくりとした感想になります^^;
■題名/著者名
『やりなおす経済史---本当はよくわかっていない人の2時間で読む教養入門』
蔭山 克秀 (著)
■概要
今起こっている世界の出来事にはどのような背景があるのか。
それを経済の歴史から紐解く本です。
ただし他の経済史の本とは違った特徴があります。
それは・・・
■3つの特徴
・経済史に関する本は、初めて学習する人には難解なものが多い中、
本書は難解な表現は少なく、歴史の流れを重視して書かれているため、
非常に読みやすいです。
・著者の蔭山 克秀さんは代々木ゼミナールの講師であるからか、
文章が良い意味で堅苦しくなくリズム感があり、
読み手を楽しませることを大切にしているように感じます。
(→これ普段本読まない人には重要です!)
・学生時代の勉強でありがちな、
事実だけを暗記するというだけでは見えない、
歴史の裏側やその生々しさ、おもしろさを感じることができます。
■まとめ
「人間は元来、利己的で欲望まみれにできてる。」
「自由をめざしていけば、世の中は必然的に競争社会になる。」
著者が導入部分で上記のように語る理由は最初はわからないかもしれません。
しかし、本を読みはじめると、「なるほどそういうことか!」の連続。
経済史のおもしさに気づき、あっという間に読み終わってしまうでしょう。
今まで経済を勉強したことのない学生や
ちゃんと経済を勉強してこなかった大人(私ですね・・・)でも
スラスラわかりやすく読むことができるのでぜひ読んでみてください!